CAMPERとして携わっている業務や始めたきっかけを教えてください

コンビニでのレジ・品出しなどの通常業務に加えて、アイスクリームや冷凍食品、デザートの商品選定から発注・売上管理まで全てを任されています。

2年生の時に、ブランディングポートに参加していた先輩とバイト先で知り合い、安藤代表を紹介していただきました。当時、サークルや部活にも入ってなく「就活で話せることがない」と不安に思っていて…。またマーケティングゼミに入っていたので、インプットの機会は多くあったと思うのですが、それをアウトプットする場が少ないように感じていたんですよね。それで「もっと主体的に経験できる場所が欲しい」と感じ、B-CAMPを始めました。

アルバイトの方との違いはどのようなものになりますか？

レジ・品出しなどの基本業務に加えて、業務伝達時の仕組みづくりや店舗内の棚の商品配置などプロジェクト業務に携われることです。新人教育や発注など、裁量権を大きく持たせてもらっていました。

加えてB-CAMPではフィードバックの場が綿密だったように感じています。「店長やメンターが私自身にコミットして下さっている」と強く感じていました。例えば、入ったばかりの時は店長と毎週、ホワイトボードを使いながら1時間の面談をしたり、メンターとは２週間に1回メンタリングを行い、自分の価値観や強みを掘り下げてもらいました。労働の時間のみではなく、フィードバックを定期的に投げかけてくれていたのがすごく嬉しかったです。

B-CAMPで嬉しかったことを教えてください。

自分の選んだ商品が伸びた時ですね。どの商品を選ぶときでも、トレンドや購買層など、自分なりの根拠を持って採用提案をしていました。アイスクリームだと1日平均で1桁が通常なのですが、2桁まで数字が伸びるとやはり自信になりました。　

B-CAMPを通して自分が成長したと思う部分、自信がついた部分を教えてください

コミュニケーションの部分が特に成長したと思いますね。外国人クルーの方はもちろんなのですが、加えて店長やオーナーの方と話す機会もすごく増えたように思います。他店舗の人とも店舗状況を共有し合うことも増えました。友達とは違う、ビジネス上での物事の伝え方や関係値の作り方がすごく経験になりました。

B-CAMPを通して、今まで気づかなかった自分の良さや長所などありました？あったとしたら、どんな部分ですか？

「周りを巻き込む力」に一番気づくことができました。私が特に育成で関わる機会が多かったスタッフさんがすごく前向きになって成長した、と店長から言われたことがあって。自分の行動が人の行動につながっていると感じたことがすごく嬉しかったんです。今までは「自分ができるようになりたい、成果を出したい」という思考が中心だったのですが、周囲の人を巻き込んで影響を与えることが自分の強みと気づくことができました。

第三者から言われて初めて気づけた部分だったので、大人の人が見ていてくれてるからこそなのかなと思っています。

B-CAMPでしか経験できないことはどんな部分だと思いますか？

大人と接する機会が多い、というのは一番にありますね。メンターや店長など大人から見て今の私がどう映っているのかを本当に明確に伝えてもらえるので、かなり貴重な機会でした。

加えて「やりたい」と思ったことをやらせてもらえる実践環境があったことも大きかったですね。

私のケースで言うと、デザートやアイスの発注の時に勝負をかけにいけたこと。通常時では大量には仕入れない商品でも、リスクを考えつつ「川角さんがやりたいならやってごらん」と挑戦させてもらっていました。もう1つ、「経営的な視点を学びたい」というのもずっとお話ししていて。店長が他の人を指導する時にどう指導しているのか、お店全体の売上はどうなっているのかなども参画させてもらえて。一学生としてもなかなかない経験だったのかなと思っています。

B-CAMPを通して、ご自身のキャリア観に変化はありましたか？

「新商品をどこに置くと売れるか」という仕組みの面白さに気づくことができ、商業施設の店舗誘致への興味にもつながっています。

元々将来の夢も特になく、ただ「バリバリ働きたい」ということを漠然と思っていました。ローソンで働いて店舗経営や人を育てること、お客様に対して直接的に関わることなど、色々なことを吸収したので、より具体的にキャリアビジョンを描けるようになったと思っています。またメンターとの内省で振り返る時間を持つことで、自分の経験から言葉を具体化して、定義して、腹落ちができるようになりました。

「バリバリ働く」ということにも、より意欲をかき立てられましたし、B-CAMPを始める前よりもさらにできることが増えていると思うので、本当にこれからが楽しみです。