ブランディングポート、埼玉大学、野村不動産による産学民連携の長期実践型インターンシップを提供
〜大学法人・企業を巻き込んだ3社連携開始。長期実践型インターンシップ「B-CAMP」で学生たちによる地域づくりに貢献〜
若者のキャリア自律を支援する特定非営利活動法人ブランディングポート(所在地:東京都豊島区、代表理事:安藤奏、以下「ブランディングポート」)は、国立大学法人埼玉大学(所在地:埼玉県さいたま市/学長:坂井貴文、以下「埼玉大学」)、野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:松尾大作、以下「野村不動産」)と「人材育成と地域活性化の相互発展に関する合意書」を締結し、長期実践型インターンシッププログラムB-CAMP(ビーキャンプ)を提供したことをお知らせいたします。
1.プログラム実施背景
ブランディングポートは、昨年度より埼玉大学キャリアセンターと「キャリア教育に資するインターンシップ連携協定」を締結し、長期実践型インターンシッププログラム「B-CAMP」を実施し、学生主導による埼玉県内のエリアマネジメントを通じたキャリア教育を展開しています。
また、野村不動産は、地域力の維持、持続可能な街づくりには良好な地域コミュニティを維持・形成していくことが重要だと考え、これまでに様々な街のエリアマネジメントに取り組んできました。
この度、「地域の学生を中心としたエリアマネジメントを通じて、学生が自身の強みや情熱に気づき、キャリア自律を促進する場を設けたい」という3社の想いが合致し、産学民連携による長期実践型インターンシッププログラムの開始に至りました。
2.プログラム実施概要
本プログラムでは、2024 年 8 月から埼玉大学の学生 4 名が、野村不動産のエリアマネジメントの取組である「BeACTO(ビーアクト)武蔵浦和」 に加わり、大学生主導で課題や利用者を分析の上、武蔵浦和地域の「シビックプライド醸成」を目指した広報施策立案や地域交流イベントの企画実行を推進しました。
また本プログラムの特徴として、学生たちはエリアマネジメントの活動と共に、プロボノで関わる社会人メンターとのメンタリングや強みの診断ツールを活用したワークショップ等を通じて、自身の強み・情熱である「自分ブランド」を言語化することで、学生のキャリア教育の一環も担っています。
ブランディングポートは、学生のプロジェクトを伴走支援する「コーディネーター」と、学生自身の強みや情熱を内省支援する「メンター」を提供し、シビックプライド醸成を目指したプロジェクトの実現と、学生自身のキャリア自律の促進を支援しています。参加学生に対しては、Be ACTO の運営を担っている「一般社団法人 ACTO 武蔵浦和」もサポートを行い、さまざまな働き方・生き方を実践する社会人やプロボノが関わることで、学生の成長を支援する体制となっています。
長期実践型インターンシップ「B-CAMP」体制図
■野村不動産のエリアマネジメントの取組み「Be ACTO」について
「Be ACTO」は、野村不動産グループが運営に伴走するエリアマネジメントの仕組みです。地域活動の拠点となる「場」と、地域の新しい関係を後押しする「人」を用意して、地域の方々の主体的な活動を支えます。「Be ACTO」の活動に共感した、街区内に店舗を構える「コアパートナー」をはじめ、住民、教育機関、行政、企業が一体となってエリアの価値を創造しながら暮らしを起点とした街づくりを進めております。
URL:https://www.be-acto.net/
■特定非営利活動法人「ブランディングポート」
「すべての若者に“自分ブランド”な生き方を」を使命として、以下の2つの事業を通じて学生のキャリア自律を支援する特定非営利活動法人です。
(1) 大学生に、仕事を通じた経験学習環境を提供する「B-CAMP(ビーキャンプ)」
(2) 大学生に、就業力やキャリア観を高めるキャリアセミナーを提供する「B-COMPASS(ビーコンパス)」