「みんなと一緒にゼロから作るワクワク感」
経験から繋がった私の価値観
ブランディングポートとの出会いを教えてください。
大学内のセミナーで出会った学部の先輩からの紹介です。
私はサークルなどに入っていなく就活に対して不安があったことに加え、自分のキャリアの軸をなかなか描けないという悩みがあって…。「どんな企業や職種が自分に合っているのか」「そもそも何が正解なのか」と不安が大きくなる中で、B-COMPASSに参加しました。そこで「キャリアにはいわゆる“正解”はなく、自分の価値観や強みから切り拓くものだということ」を投げ掛けられ、「そういう考え方もあるんだ」と新鮮な驚きを感じました。
特に印象に残っている取り組みを教えてください。
キャリア相談時に「そもそもどんな時に嬉しさを感じるか?」「どんな時が楽しかったか?」を掘り下げたり、当時のアルバイト経験や幼少期の出来事などをもとに「これは中田さんならではの強みだと思うよ」とポジティブなフィードバックをいただいたりしました。
私自身の経験や価値観を引き出していただきつつ客観的な視点を得られたので、自分のやってきたことに自信を持てましたね。ブランディングポートでは自分の強みに焦点を当ててくれるので、自己肯定感を高めることができると感じています。
B-COMPASSのセミナーではどのようなものに参加されましたか。
例えば女性の働き方についてのキャリアセッションなどに参加しました。
元々「バリバリ働きたい」とは思っていたのですが、仕事に加えて実際に結婚や出産などのライフイベントを経験した時に、価値観がどのように変わっていくのかが気になっていたんです。加えて「出産や育児を経験後にどこまで働けるのか」「どのように働くのか」のイメージが全くつかめなくて…。実際にキャリアとプライベートを両立されている方のお話を聞きたかったんです。
キャリアセッションでは考え方や働き方も違う、色々な職種や背景の方々が登壇されていて自分なりの考え方が溢れてくるきっかけになりました。
学生時代の具体的な経験についても教えてください。
飲食店のオープニングスタッフを何度か経験したり、新聞の訪問営業に従事したりしていました。
特に訪問営業では支店長や組織内の学生メンバーとの連携を強化しながら物事を進める役割でした。
B-COMPASSをきっかけに気づくことができた強みや価値観はありますか。
「全体最適で組織を捉えていく力」ですね。今の組織に何が必要なのか、必要なことを補うためには何ができるかを判断して適応する力です。
加えて学生時代の経験から、「今はないものでも、チームみんなを繋げてゼロから一緒に作っていくワクワク感」を常に大事にしていることに気づいたんです。
そこから組織の内側を整えたり、企業の育成や採用にも繋げられるような職種に興味が湧き、当初は想像していなかった組織開発コンサルティングのキャリアを考えるようになりました。
「チームのみんなを繋げる」という価値観の原体験は何だったのでしょうか。
中学生の時の友人が一時期、人間関係に悩んでいた時だと思います。友人の相談に乗りながら「一個人だけでなくクラスや組織の全員が楽しめる、かつ結束できるやり方があるのではないか」と思ったんです。
そこから「自分自身がリーダーとして『一人ひとりが楽しめるかつ結束しあえるチーム』を作ろう」という想いが芽生えて。中高では学級委員などの立場から、大学ではアルバイトなどで「チーム全員のメリットを模索しながら一緒に作っていくことが楽しいなぁ」と日々実感していったんです。
中田さんにとってのブランディングポートの魅力を教えてください。
一人ひとりに本当に寄り添って考えてくれるように感じています。私はサークルにも所属していなかったので、ブランディングポートを通じて様々な価値観や背景を持つ学生や社会人の方と繋がれる環境だなあと。大学時代だけでなく、企業への入社後もキャリア相談をしたり、後輩たちとも繋がって時には仕事の枠を超えたプライベートな相談もしたり(笑)。ブランディングポートでは誰しもが「正解はない」ということをしっかり理解した上で、たとえ年齢差があっても考え方の差を「面白い」と言い合える環境があるんです。私にとっては利害関係のない、本当に安心できる居場所になっていますね。
最後に「中田さんにとってのブランディングポート」を一言で教えて下さい。
「繋げてくれる場所」ですね。私の中でバラバラとしていた経験や想いを繋げるサポートをしてくれたこと、私が今まで出会ったことがなかったような社会人の方を始めとした様々な人との繋がりを作ってくれたこと…。価値観や経験といった内部面、人脈などの外部面の両方で繋げてくれるサポートをしていただきました。
現在歩んでいる、またこれから歩むであろうキャリアも含めて、人生を通じて伴走してくれることにも深い繋がりを実感しています。